10月1日(日)、松江市民レガッタに参加しました。当クラブからは昨年と同じく2クルー(艇)が参加しました。昨年は晩秋11月5日に、しかも小雨の中を震えながら応援した記憶がありますが、今年は秋晴れの天気に恵まれました。
当クラブは会員にいわゆる転勤族の方が多く、レガッタにもそういう「松江もレガッタも初めて!」という人にこそ参加してもらいたい!と参加者を募ったところ、漕ぎ手の半分がレガッタ初参加というフレッシュな構成になりました。
しかし、ここでちょっとしたアクシデントが、、、レガッタ界の“レジェンド”K会員の手違いで当クラブは公式練習の予約をしていなかったために事前の練習をすることができず、レガッタ初参加のメンバーは艇(ナックルフォア)を見るのも乗るのもレース当日が初めてという事態に、、、「あの黒いシートに座って足はベルトで固定して。(艇の乗り方も分からない)」、「ひとりが漕ぐオールは、艇の片側だけだから。(公園のボートじゃないんだから両側漕がない)」などとスタート直前に説明しているのを、他のクルーやスタッフさん達はどう思って聞いていたことやら。
予想どおり、2艇ともスタートではかなりモタつきましたが、100メートルも進むうちに少しずつ呼吸が合ってきて、結果は2艇とも各レースで堂々の第3位でした!(まあ、3艇中の第3位ですが)
スタートからゴールまで距離は250メートルで、時間はどんなにのんびり漕いでも(遅くても)3分足らずです。でも、日頃の運動不足が祟って息はゼイゼイと上がり、腕や脚の筋力は限界に達してガクガクになるほどハードな体験です。それでも、その3分は陸上では味わえない、水上のクルーだけが見ることができる世界だからでしょうか、「楽しかった!来年もレガッタに出たい!」と思うのでした。